自己責任主義との関係
さらに余談。分かりやすさ70%オフの大安売り。
自己責任主義と同じ
ここで取り上げてる問題は、「強い自己責任主義」と同じだろう、と私は思ってる。
「自己責任主義」の核心は、自己責任主義ではないです。核心は「自己選択主義」。
「社会正義は、公共の場に提示された個人個人のプライベート情報を、まるで聖域のように扱わねばならない」というのが、自己責任主義の実態。
「自己責任主義」は、核心にある「自己」を傷つけないためにある。失敗の責任の押し付け合いを回避するための、処世術。議論で負けないために作った、見せ掛けのこけおどし。「大人の責任を、このオレは果たしてるのだ」という見栄。それが自己責任主義。
「自己選択」を社会に認めさせるための「自己責任論」なわけで、自己責任そのものが大切なわけではない*1。
自己責任主義者たちの情報の共有と共感
「自己選択」をするためには、選択肢が必要なわけです。
しかし、商品カタログがない問題*2に直面すると、非専門家には選択肢そのものが用意できない。どうしていいのか分からない。
そんなとき、「欲しい専門情報(商品)を、非専門家である一般の個人個人が、自己選択可能な権利を付与した状態で提供してくれる専門家」が現れれば、支持されるんだと思う。